初代タイガー&小林が合体技を披露

 「レジェンド」(13日、後楽園ホール)

 大仁田、矢口組と激突する初代タイガーマスク(55)、小林邦昭(56)組が10日、都内で練習を公開した。2人はローリングソバット、網打ち式原爆固めの合体技を披露。Wソバットでサンドバッグが波打ち、網打ち式を浴びた関係者はもん絶した。初代虎は「2人での練習は34、35年ぶり。小林さんはキレがある」とかつての宿敵を絶賛。小林は「勘は戻りつつある」と自信を見せた。

 相手は邪道軍だけに、展開次第ではツープラトン攻撃が出せないかもしれない。初代虎は「メチャクチャになると思う。ケンカかな。流れの中で合体技ができれば最高」と発言。小林も「ケンカと考えてやらないとね」と厳しい表情でうなずいた。大仁田は有刺鉄線バット持参を示唆したが、初代虎は「有刺鉄線スネ当てを用意する」と“目には目”を予告した。

 打倒・大仁田への思いで、プロレス黄金時代のライバルが“歴史的握手”を交わした。初代虎は「小林さんと組むからには、あの時代の名誉があるので必ず勝ちに行く。(大仁田が負傷中の)あばらをへし折るつもりで」と力強く宣言した。

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