“怪物”井上が王座獲りへ小野に挑戦状

 「東洋太平洋Lフライ級王座決定戦」(12日、後楽園ホール)

 “怪物”が王座獲りへ動いた。東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦は、小野心(ワタナベ)がオマリ・キムウェリ(豪 州)を2‐1の判定で下し、王座奪取。試合前には、日本ライトフライ級6位・井上尚弥(19)=大橋=が、勝者への挑戦状を提出したことがリングアナウンサーから告げられた。

 世界王座挑戦資格が王者経験者に制限される方向のため、7戦目で世界王座奪取の日本記録更新の期待がかかる井上には、王座奪取は避けて通れない。前戦では世界ランカー3人に対戦を断られるなど、相手探しに苦労しているだけに、挑戦が実現すれば大きな前進となる。

 小野の所属ジムの渡辺均会長は「(決定戦での奪取なので)次は指名試合になるが、V2戦ぐらいになるでしょう」と実現の可能性を示唆した一方で、「小野は体重が軽いので、ミニマム級も視野に入れている」とも話した。

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス