ゆずポンVS里村決定 ラスト後楽園
「スターダム」(14日、後楽園ホール)
愛川ゆず季(29)が宝城カイリを破り、白いベルトのV6防衛に成功した。4・29両国で引退する愛川は、最後の後楽園ホール大会となる3月17日に、仙台女子の里村明衣子と対決することが決まった。
「宝(ほう)ちゃん」と呼んでかわいがる後輩に完勝し、地元の愛媛で行われる松山大会(19日)に王者としてがい旋することが確定した愛川は、里村戦について「大物、来ましたねえ。ワクワクしてきた」と目を輝かせた。
もともとプロレスの知識に乏しく、10年のデビュー時に高橋奈苗から「私がトップ」と聞いた。ところが、試合を見て「まだトップがいるじゃないか」と衝撃を受けたのが里村だったという。
ラストの聖地で向かい合うのは、華やかな引退ロードにふさわしい相手。ゆずポンは「グラレスラーとして背負ってるものがあるので、全力で戦いたい」と笑顔で誓った。