全日本新人オーディションで3人合格
全日本の公開新人オーディションが27日、東京都大田区のゴールドジムで行われ、石坂ブライアン(23)、池宮奏(20)、西山翔貴(18)の3人が合格した。
石坂はアニマル浜口氏主宰の浜口道場で4年間鍛えたフィリピン出身のハーフで、「会長、(浜口)京子さんからいろんなことを学んで感謝してます」と感無量。池宮は自己PRでトリプルアクセルを披露して失敗するなど、失笑も買ったが「体力テストでついて行けなかったり、不安もありますが頑張ります」と決意。西山は三重・朝明(あさけ)高ラグビー部3年で今季の花園に出場した実績を持ち、「小さいころからの夢だった。体を大きくして、いつかは3冠を獲りたい」と意欲を見せた。
審査した武藤敬司社長は「今年は全日本が打って出る年。そのために人材が必要なので、ハードルを下げて合格者を増やした。投資だよ」と、大量合格の意図を説明した。