小関、日本女子初フタ桁防衛へ自然体
「WBC女子世界アトム級タイトルマッチ」(3月3日、後楽園ホール)
ボクシングの女子トリプル世界戦の記者会見が13日、都内の青木ジムで行われ、小関桃(30)=青木、多田悦子(31)=フュチュール、黒木優子(21)=YuKO、柴田直子(31)=ワールドスポーツ=の日本人4選手とG‐Legendアトム級チャンピオンシップに出場する花形冴美(28)=花形=が抱負を語った。
小関は10度目の防衛戦。成功すれば具志堅用高の13回に続いて長谷川穂積と並ぶ、男女通じての日本歴代2位となる節目の一番だが「男子とは歴史も違うし、数字だけだと思うので関係ないです」と、自然体で臨む。
女子ボクシング大国メキシコのヒメネスを迎え撃つことには「アジア以外の選手とやるのは初めてなので楽しみ」と意欲十分。前回の防衛戦から3カ月半と間隔は短いが、「年末年始も走り込んで体力は維持している。前回見せられなかった戦術、技術を見せたい」と自信を見せた。