八重樫今秋誕生第3子に王座奪取誓った
「トリプル世界タイトルマッチ」(4月8日、両国国技館)
フライ級の挑戦者・八重樫東(29)が15日、14日から1週間の予定で行っている静岡県伊東市でのキャンプを公開した。ミニマム級から2階級上げた元世界王者は、今秋に第3子が生まれることも明らかにした。
所属ジムの大橋秀行会長が「勝って防衛して稼がないと」とハッパをかけた。彩夫人(29)は9月中旬に出産予定。八重樫は「生まれてくるときにチャンピオンでいられるように頑張ります」と必勝を誓った。
王者の五十嵐は身長で5センチ上回るアウトボクサー。接近戦での打ち合いに持ち込む爆発力を身につけるため、今回のキャンプでは、中腰で歩き、重さ約5キロのメディシンボールを投げるなどのメニューをこなしている。「地味で面白くない。きついですよ」。世界王者へ返り咲くために、徹底的に鍛え抜く。