棚橋がIWGP王座陥落「クソーッ」

 「新日本」(7日、両国国技館)

  メーンのIWGPヘビー級選手権は挑戦者のオカダ・カズチカ(25)が、レインメーカーで棚橋弘至(36)を破り、昨年6月以来の王座奪回に成功した。試合後はマネジャーの外道(44)が次期挑戦者に鈴木みのる(44)を指名した。

 8度目の防衛戦に臨んだ王者棚橋は、オカダの右腕に執ような攻撃を続けダメージを与えた。しかし、必殺のハイ・フライ・フローをヒザでブロックされ、ドラゴン・スープレックスも決め手とならずオカダの軍門に下った。両肩を若手に抱えられながら、「クソーッ、ダメだ。すいません、ボクに少しだけ時間をください」と話すのが精いっぱいだった。

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