清水、銅メダル盗難か 被害届を提出
ロンドン五輪ボクシング男子バンタム級で銅メダルを獲得した清水聡(27)が東京都内でメダルを盗まれた可能性があるとして、警視庁原宿署に被害届を出していたことが8日、分かった。
原宿署などによると、清水は3月24日、メダルをバッグに入れて東京都渋谷区の東京体育館を訪問し、体育館のリニューアルを記念したイベントに参加した。28日になって自宅でバッグの中にメダルがないことに気づき、今月4日に盗難の被害届を提出した。
東京体育館を管理運営する東京都スポーツ文化事業団によると、清水はイベントの際、メダルは首から下げていなかったという。
五輪のメダルを紛失した例としては、1988年ソウル五輪レスリング男子フリースタイル48キロ級で金メダルを獲得した小林孝至が、1カ月後の同年10月29日に上野駅構内の公衆電話にセカンドバッグごと置き忘れた。翌日公表し、バッグは都内江戸川区の路上で見つかり、本人の元に届けられた。