鈴木軍の「X」はベンジャミンだった
「新日本」(20日、ボディーメーカーコロシアム)
5・3福岡大会で中邑真輔(33)の保持するIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦する鈴木軍の「X」は、シェルトン・ベンジャミン(37)だった。会場の誰もが鈴木みのる(44)とともに、タオルをかぶって「X」になりすましたタイチ(33)に目を奪われたスキに、疾風のごとくリングイン。1・4東京ドーム以来の新日本で大暴れし、中邑を急所打ちからペイ・ダートで撃破。王座奪取をアピールした。
また、IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ(25)も、5・3の相手・鈴木に攻め込まれ、試合後もワキ固めで捕獲された。ベンジャミンとともに意気揚々と引き揚げた鈴木は「オカダ、中邑!福岡から無傷で帰れると思うなよ」とほえた。