オカダ、鈴木に雪辱で初防衛に成功
「新日本」(3日、福岡国際センター)
オカダ・カズチカが鈴木みのるを破り、IWGP王座の初防衛に成功した。
2・10広島で敗れている鈴木の右腕攻撃、スリーパーで絶体絶命まで追い込まれたが、土壇場で踏ん張った。最後は鈴木のゴッチ式パイルドライバーを意識し、股間に腕をフックした“ゴッチ式ツームストンドライバー”からの必殺レインメーカー。超満員6800人のファンが集まり、博多どんたくに負けない熱気に包まれた30分超の激闘にケリをつけた。
祝福のオカダコールの中、マネジャーの外道が「レベルが違うんだよ!!」とオカダをたたえると、花道から真壁刀義が登場して挑戦表明。スイーツ好きとして日本テレビ系「スッキリ!!」に出演する真壁は、若き王者に「素晴らしいぜ、お前は。だけど、てめえじゃ世間に響かねえんだよ!!」と言い放った。
オカダは「真壁さん、あなたがやる本物のプロレスと、本物のオレがやるプロレスとのレベルの違いを見せつけてやりますよ」とニヤリと笑い、対戦を受諾した。