一翔、万全防衛へ“引きこもり”作戦
「WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(8日、ボディメーカーコロシアム)
王者・井岡一翔が3日、大阪市内の井岡ジムで練習を行った。試合に向けて減量する中で、免疫力の低下を懸念。万全の体調でライトフライ級初防衛戦をクリアするために“引きこもり”生活を送っていると明かした。
「免疫力が弱いなと感じる。ちょっとしたことで体を崩しそうな雰囲気」。朝のロードワークと夜のジム練習以外は「家を出ません」と外出を禁止している。
体調に過敏になっているのは、苦い思い出があるからだ。12年6月、八重樫東との世界ミニマム級王座統一戦の5日前に38度の高熱を出した。判定で勝ったが、より完璧な勝利のために万全を期している。
「万全の状態でリングに上がれば324%勝ちますね。僕の誕生日(3月24日)です」。ためたパワーをリング上で爆発させる。