八重樫、井岡を称賛も再戦明言せず

 「WBA世界Lフライ級タイトルマッチ」(8日、ボディメーカーコロシアム)

 井岡一翔(24)=井岡=が、ウィサヌ・ゴーキャットジム(29)=タイ=を9回2分51秒KOで下し、ライトフライ級での初防衛戦をクリア。

 リングサイドで井岡のKO勝利を見届けたWBC世界フライ級王者の八重樫東(大橋)は「階級が上がってもパフォーマンスは落ちていないし、パワーも付いている」と王者を称賛した。井岡とは昨年6月にWBA・WBCミニマム級王座統一戦で対戦、壮絶な打ち合いの末に判定で敗れている。「今回は対戦することを想定して見ていたわけではない。日本を背負って立つ選手なので、やるとなればしっかり準備します」と、再戦については明言を避けた。

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