八重樫、子供の数で負けても試合は勝つ
「ボクシングダブル世界戦」(12日、大田区総合体育館)
子供の数は負けてもボクシングは勝つ。調印式とルールミーティングがが10日、都内で行われた。初防衛戦に臨むWBC世界フライ級王者・八重樫東(大橋)は、挑戦者オスカル・ブランケット(メキシコ)から「あなたの在位期間はあと2日。十分楽しんでください」と、軽く挑発されると、「精いっぱい楽しみたいと思う」と笑顔で応戦した。
所属ジムの大橋秀行会長は「八重樫は3人目の子供が生まれるが、ブランケットも4人目が生まれる。1ポイント負けているが、試合ではKOで、圧倒的な差で勝たせたい」と宣言した。
4度目の防衛戦に臨むWBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)は「状態は最高。KOを狙う。WBCの王者が一番強いと思われる試合をしたい」と自信満々に話した。
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