宮崎、流血V2 2階級制覇挑戦を宣言
「WBA世界ミニマム級王座統一戦」(11日、ボディメーカーコロシアム)
王者・宮崎亮(25)=井岡=が、暫定王者のヘスス・シルベストレ(23)=メキシコ=を2‐0の判定で下し、2度目の防衛に成功するとともに王座を統一した。2回に左まぶた、10回には右まぶたから目尻にかけ出血した王者は、壮絶な打ち合いを僅差で制した。試合後、宮崎はライトフライ級に階級を上げ、2階級王者を目指すことを宣言した。
王座を統一した喜びはなかった。「僕、きょうダサかったですか」。宮崎は5月の初防衛戦をTKOで飾った際に発したセリフを自虐的にアレンジしてファンにわびた。
開始から頭を突き合わせて打ち合った。2回に左まぶたを、10回には右まぶたから目尻にかけて、偶然のバッティングでカット。両目がふさがり「全く見えなくなった」という。顔面どころか上半身までも血しぶきに染まった。11回には相手の左フックにふらつく場面もあったが、会場の声援と王者のプライドが倒れることを許さなかった。
ここまでの道のりは険しかった。これまでも減量には悩まされたが、今回は特に苦戦した。6日の練習で体重が0・2キロしか落ちずリミットまで2キロの49・6キロ止まり。急きょ半身浴に行くことになったが、ジム関係者が自宅まで迎えに行くとこっそり水分を摂取したためか、わずかな時間で52キロまでリバウンドしていた。そのため、10日の公開計量までジム関係者の監視の下、ホテル暮らしを強要された。練習中のシャワーを禁止され、うがいも制限された。
志願してミニマム級に残り「ボクシングというケンカ」に勝った。試合後「ミニマム級は終わり」とライトフライ級への転向を明かした。統一王者の誇りを置き土産に、宮崎が2階級制覇に挑む。
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