パンクラスが王者に価値付ける制度導入
パンクラスの王者であるキング・オブ・パンクラシストの称号に価値を付ける制度「WIN100&40」が、12月1日から導入されることが16日、明らかになった。
すべてのキング・オブ・パンクラシストに対し、ファイトマネーやブレイブボーナスとは別に、(1)王者が防衛した場合に上限100万円、最低30万円のWINボーナスが支給され、(2)王者がノンタイトル戦で勝利した場合は上限40万円、最低10万円のWINボーナスが支給される。(株)スマッシュ主催大会、及び(株)スマッシュが指定する海外大会のみ適用され、金額は試合内容を協議した上で決定。ドロー防衛は対象外となる。制度は1年ごとに毎年見直しを図る。
パンクラスの酒井正和代表は「パンクラスのベルトには価値があり、そのキング(チャンピオン)は特別な存在でなくてはならない。また、プロ資格を持つ日本の総合格闘家に夢を与え『チャンピオンになったらそれ一本で飯が食える』環境を作っていかなければならない。また、これからプロを目指す格闘家にも目標が必要。今回の制度はそのファーストステップです」とコメントした。