向井、女性ジャッジ2人“オトす”

 「WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(15日、ナコンラチャシマ)

 挑戦者・向井寛史(六島)が王者シーサケット・ソールビンサイ(タイ)に挑む世界戦でジャッジを務める3人のうち、2人が女性となることが5日、分かった。男子の世界戦で、女性ジャッジの人数の方が多いのは極めて異例。タイの試合では、多くの日本選手が地元びいきの判定に泣かされてきた。勝敗の行方をにぎる女性ジャッジのハートをわしづかみにして、向井が世界王座奪取を成し遂げる。

 向井にとっては追い風だ。アルバイト先の飲食店でも、年配の女性にかわいがられるという“年上キラー”。「シーサケットより俺の方が男前だし、判定になっても有利」。女性ジャッジ2人という異例の事態を好意的に受け止めた。

 女性ジャッジの1人は韓国のシン・チョンハ。WBC女子世界フライ級王者・真道ゴー(クラトキ)の世界戦ではレフェリーを務めたこともある。もう1人はオーストラリアのサマンサ・ブルナで、試合当日のレフェリーの妻でもある。

 9月に行われたメイウェザーとアルバレスによるWBA、WBC世界スーパーウエルター級王座統一戦では、ドロー採点を下した女性ジャッジが、批判の嵐にさらされた。日本ボクシングコミッションによると、現在は世界的に女性のレフェリー、ジャッジを育てる風潮があるという。その流れを受けて、2人の起用とみられる。

 この日、ロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太(三迫)が、来年2月にマカオでプロ3戦目に臨む可能性があると米国のメディアで報じられた。2人は南京都高(現・京都広学館高)の同級生。「高校時代は村田の方がモテてたんじゃないですかね…」と向井。イケメンぶりは譲ったが「チャンピオンベルトは先に持って帰ってきます」と世界王座には先に就くつもりだ。

 「最初から判定までいったら負けだと思ってる。誰がジャッジしても同じ」。狙うのはもちろんKO勝利。それでも、万が一判定になった時のために、女性陣のハートに響く試合をするつもりだ。

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