大毅が銀幕デビュー「公開まで王者で」
「IBF・WBA世界スーパーフライ級王座統一戦」(12月3日、ボディメーカーコロシアム)
IBF世界スーパーフライ級王者・亀田大毅が銀幕デビューを果たすことが22日、明らかになった。来年1月、自身初の映画主演作「ヒットマン(明日への銃声)」が都内で公開されることが決定。「公開まで王者でいないといけない?そうやね。また試練になるね」と、笑みを浮かべた。
大毅はこの日、都内で練習を公開。王座統一後、バンタム級への転向を示唆した。減量で苦しむスーパーフライ級での戦いの辛さを「防衛したいと思っても、体が『やめたい』て言うねん」と表現。「上げるんやったら早く、負けてからじゃなくて、いい時に上げんと。スーパフライは最後?かもしれん」と口にした。
また、韓国でのV8戦で大苦戦した兄の興毅についても言及。「気持ちがフワフワしている気がする。10年もやってるでしょ?オレやったら3階級制覇したら引退してる。でも、お兄ちゃんは夢が大きいから」とねぎらいつつ、“勤続疲労”を指摘した。14年を笑って迎えるために、亀田家今年最後の世界戦を勝利で締める。