マスカラス兄弟がタッグ王座奪取!
「東京愚連隊」(4日、後楽園ホール)
“飛鳥仮面”ドス・カラス(62)が『日本引退試合』でミル・マスカラス(71)との兄弟コンビを11年ぶりに復活させ、NOSAWA論外(36)&MAZADA(38)から東京世界タッグ王座を奪取した。2日に「日本は多分、最後になる」としていたドスだが、ベルトを手にし「今後は分からない」と再来日に含みを持たせた。デビューした息子のイホ・デ・ドス・カラスを伴っての来日希望もあるという。
78年の初来日から35年。右かかとを手術したばかりで、母国メキシコで引退ツアーをスタートさせたドスが、MAZADAにトぺを見舞うなど躍動した。兄との合体フライングクロスチョップも論外に2度浴びせ、元気なところを見せた試合後は「35年間、日本で毎回、温かい声援をいただいています」とファンに感謝。別れの言葉は口にしなかった。