川田、小橋氏登場!そして三沢さんも…
「ノア」(7日、有明コロシアム)
ノアの田上明社長(52)が引退試合を行い、25年間のレスラー人生にピリオドを打った。ラストマッチを勝利で飾り、胸を真っ赤に腫らしたまま臨んだセレモニーには“四天王”としてしのぎを削った川田利明(50)、小橋建太氏(46)も駆けつけた。
5月に引退した小橋建太氏が、かつてのパートナー・川田利明が、四天王としてしのぎを削ったノア・田上明社長の引退試合に駆けつけた。川田は、盟友のラストマッチとなった8人タッグのテレビ解説を務めた後、セレモニーに登場。25年の労をねぎらった。田上、小橋氏とともに会見した川田が「まだまだ長く試合を見ていたかった」と話すと、田上社長は「もう無理ですね」と即答。田上らしさに笑いが起こる魔面も。
田上社長は川田との思い出の試合を聞かれると、「チャンピオンカーニバルで足を骨折してるのに、足4の字をかけられたこと」とまたしても即答。川田は「いつも本人に言われる。弱点を攻めるのは鉄則」と苦笑した。社長業に専念する今後については川田が「ノアの社長としてプロレス界を大噴火させて欲しい」とエールを送った。
田上社長と同じ88年デビューの小橋氏は「寂しく感じるけど、元気で引退試合ができて良かった。(田上社長が)常に前を走っていたので、いい目標にさせてもらった。田上明という存在は大きかった。同期で、同じ年にやめるのは何かの縁」と優しいまなざしを送った。
また、セレモニーで流れた故三沢光晴さんを含めた四天王の激しすぎる試合のVTRについて、川田は「あれを長くは続けられないと改めて思った」と重いコメントを発した。