永田、4度目挑戦で方舟の“至宝”奪取

 「ノア」(8日、後楽園ホール)

 新日本・永田裕志(45)がノア・森嶋猛(35)を下し、4度目の挑戦で初めてGHCヘビー級王座を手にした。4月に46歳を迎える永田は、同王座史上最年長王者。試合後は、昨年12月に永田から王座を防衛した元王者・KENTA(32)が挑戦をアピールし、再戦が決定的となった。

 勝利の瞬間、3度ほえて喜びを爆発させた。マイバッハ谷口ら“超危暴軍”の介入にも耐えた永田は「雪の中、新日本のファンがたくさん来てくれた。苦しいときを支えてくれた恩返しができた」と感謝した。

 2009年2月にゼロワンの世界ヘビー級王座から転落して以来のシングルベルト奪取となった。5年前同様のコンディションを維持するかつての“ミスターIWGP”は「ノアの(緑の)マットを完ぺきにオレ色に染める」と若々しく宣言した。

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