アマ2冠・岡田が判定勝ちで新王者
「日本Sライト級王座決定戦」(4日、後楽園ホール)
アマチュア2冠の岡田博喜(角海老宝石)が王座決定戦で小竹雅元(三迫)を3‐0の判定で下し、新王者となった。デビューからの連続KOは7で止まったが、連勝は8まで伸びた。
岡田は速く正確な左ジャブとタイミングのいいカウンターで主導権を握り、2回にカウンターの右ストレートでダウンを奪った。5回の公開採点で大差がつき、後半はペースダウンしたが、最大6ポイント差をつけて押し切った。
初めてKOを逃し、「KOは狙っていなかった。10回を戦えたのはいい経験」と話したものの、「倒せない相手ではなかった。ダウンも取ったし、詰めが甘かった」と本音もチラリ。「防衛を続けて、日本にはまだ強い選手が2人いるので、いつか対戦したい」と目標を掲げた。次戦は指名試合となる。