オカダ、飯伏撃破 旗揚げ記念日締める
「新日本」(6日、大田区総合体育館)
72年3月6日に旗揚げした新日本の記念日をIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(26)が締めた。昨年8月以来、2度目の飯伏幸太(31)戦。07年に途中入団したオカダと昨年10月にDDTとのダブル所属になった飯伏との新世代の2人に、42年前と同じ超満員のファンが熱狂した。
優位に立ったオカダだが、レインメーカーを逆に返されて形勢逆転。シットダウン式ラストライドなどで絶体絶命に。しかし、飯伏の猛攻に耐え、高角度のジャーマンを放った後、レインメーカーで沈めた。伝統のリングに仁王立ちしたオカダは「歴史なんて知らない。オレが歴史をつくってる」と豪語。外道マネジャー(45)が「今までの42年は前座」とほえたように、オカダの黄金時代が続くかもしれない。