「新日本」（１５日、後楽園ホール）

　鈴木みのる（４５）が矢野通（３５）を破り、ニュージャパンカップ（ＮＪＣ）１回戦を突破した。早くもＶを確信する鈴木は、優勝者に与えられるオカダ・カズチカのＩＷＧＰヘビー級王座または棚橋弘至の同インターコンチネンタル王座への挑戦選択権を拒否。代案として、３者による３ＷＡＹ戦を行い、勝者がベルト２本プラスＮＪＣの優勝賞金５００万円を手にする総取りマッチをぶち上げた。

　矢野顔負けの急所攻撃から丸め込んでフォール勝ちし、してやったりの鈴木がほえた。ＮＪＣは不出場で“高みの見物”となるオカダ＆棚橋に対し、「（３人で戦って）残ってたヤツが、すべてのチャンピオンだ。今すぐ（優勝して）現金を持って、てめえらのところへ行ってやる」と宣戦布告した。