「新日本」（２２日、名古屋国際会議場イベントホール）

　鈴木みのる（４５）が後藤洋央紀（３４）を破り、ニュージャパンカップ準決勝進出を決めた。２３日・尼崎で中邑真輔（３４）と対戦する。鈴木はタイチ（３４）のアシストを受けて優位に。途中で右足を痛めたかに見えたが、最後は裏昇天を切り返し、ゴッチ式パイルドライバーで完勝した。

　優勝者はオカダ・カズチカ（２６）のＩＷＧＰヘビー級王座、または棚橋弘至（３７）の同インターコンチネンタル王座への挑戦選択権を得るが、鈴木は拒否。優勝賞金５００万円をかけ、オカダ、棚橋との３ＷＡＹ戦を要求している。試合後は「おい新日本！あと２つだ！（ベルトを）全部もらうぞ」と早くも高笑い。右足については「（後藤は）クソみたいな手に引っかかりやがって」と“芝居”と強調した。準決勝もう１試合はベンジャミン対ファレ。勝者同士で２３日に決勝戦を行う。