岩佐、強打封じられ苦戦も判定で初防衛
「東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ」(25日、後楽園ホール)
王者・岩佐亮佑(セレス)が苦しみながら初防衛を果たした。頭から突っ込んでくる挑戦者リチャード・プミクピック(フィリピン)のしつこいボディー攻撃に手を焼き、持ち前の強打を封じられてしまう不本意な内容。試合後は「相手に押されて情けない試合をして申し訳ない。接戦が出来たと思ってプラス思考にとらえたい」と、神妙な表情でインタビューに答えた。WBCでは1位にランクされている。「いつでも世界戦をやりたい気持ちはある」とステップアップを望んだ。