「ＩＢＦ世界ミニマム級タイトルマッチ」（７日、ボディメーカーコロシアム）

　　調印式とルール会議、前日計量が６日、大阪市内で行われ、４選手とも一発クリア。王者・高山勝成（３０）＝仲里＝がＩＢＦ役員から、かつてＩＢＦ世界バンタム級王座を１６度も防衛したオルランド・カニザレス氏（４８）の直筆サインをプレゼントされた。「スピード、フットワークすべてがすごい。ＩＢＦのベルトを目指すきっかけにもなった人。マイアイドル」と大興奮した。

　念願の“お宝”をゲットし気分も上々。「小野選手もプライドをかけてくる。気迫をぶつけたい」と、日本初４団体制覇へ向けた通過点に完勝宣言。年内目標のＷＢＯ世界ミニマム級王者・フランシスコ・ロドリゲス・ジュニア（メキシコ）との王座統一戦へ弾みを付ける。