一翔、3階級制覇で阪神・西岡にエール
「IBF世界フライ級タイトルマッチ」(7日、ボディメーカーコロシアム)
調印式とルール会議、前日計量が6日、大阪市内で行われ、4選手とも一発クリア。3階級制覇に挑むIBF世界フライ級8位の井岡一翔(25)=井岡=は親交ある阪神・西岡剛内野手(29)からエールをもらったことを明かし、負傷リハビリ中の虎戦士を勇気づける日本最速の世界3階級制覇を誓った。
一翔は1週間前、親交ある阪神・西岡から「3階級制覇を期待している。頑張って」とメールでエールを送られた。負傷リハビリ中ながら、自身を気にかけてくれたことがうれしく、力をもらった。
「西岡選手は西岡選手で戦っている。僕は僕の舞台で、しっかり勝って、いいエールになればいい」。剛アニキの思いに応えるためにも3階級制覇を果たすことを固く誓った。
西岡は3月30日の巨人戦で守備の際に福留と交錯し、ろっ骨を骨折。一翔は知人を通じてお見舞いの言葉を伝えると、「大丈夫だよ。心配しないように」と返ってきた。
昨年、飲食店で顔を合わせ意気投合。昨年大みそかのV3戦には会場に応援に駆け付けてくれた。一翔は試合後、リング上で阪神の決めポーズ「グラティ」で感謝を表した。
「関西を盛り上げたい」と競技は違えど誓い合った仲。「僕も阪神ファンも西岡選手が早くグラウンドで活躍する姿を見たい」と好調な阪神をさらに加速させるためにも剛アニキの復帰を、一翔も人一倍、望んでいた。
計量は50・8キロのリミットで一発パス。「ボクシングを始めて3階級を目標にここまで来た。幻想が実現する時が来た」。アマ時代に敗れた王者へのリベンジ、そして叔父・弘樹氏が果たせなかった井岡家の悲願達成へ、舞台は完ぺきに整った。
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