叔父の弘樹氏は判定に怒「おかしい」

 「IBF世界フライ級タイトルマッチ」(7日、ボディメーカーコロシアム)

 井岡一翔(25)=井岡=が王者・アムナト・ルエンロン(34)=タイ=に1‐2の判定で敗れ、日本選手としては亀田興毅(亀田)以来2人目の世界3階級制覇はならなかった。プロ15戦目で初黒星。叔父・弘樹氏(45)が果たせなかった井岡家の悲願を託されてリングに上がったが、22年越しの夢は実現しなかった。井岡陣営は王者との再戦を要望した。

 よもやの一翔の判定負けに叔父の弘樹氏は怒りを隠せなかった。「あの試合内容だし、ホンマに勝ってると思いました。内容的には間違いなく勝ってた。採点、おかしいんじゃないか」。1人が108‐119の大差を付け、1‐2の判定だけに納得がいかない。「ボディーから攻めていく策は当たっていた。効いていた」と最後まで悔しがった。

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