井岡破ったアムナト「再戦してもいい」
「IBF世界フライ級タイトルマッチ」(7日、ボディメーカーコロシアム)
ボクシングのダブル世界戦が行われ、メーンイベントのIBF世界フライタイトルマッチでは同級8位の挑戦者・井岡一翔(25)=井岡=が1‐2の判定で、王者のアムナト・ルエンロン(34)=タイ=に敗れ、3階級制覇はならなかった。
“井岡家の悲願”3階級制覇の夢を打ち砕いたアムナトは満面の笑みを浮かべて歯に埋め込んだダイヤモンドを輝かせた。「採点は勝利を確信していた。スタミナは問題なかったし、(ホールディングで)減点されたのが一番効いたね」と余裕の表情で語った。
井岡にはアマチュア時代の2008年にも勝っており、これで2戦2勝。前回の対戦から6年が経過していたが、井岡がWBC世界ミニマム級王座を獲得した際に師事したキューバ人トレーナーのイスマエル・サラス氏に自身も指導を受けた経験があり、「思っていた通りのスタイルだった」と成長に驚くことはなかった。「井岡はボディー打ちのうまい選手。普通の選手ならやられているが、私の武器であるアッパーカットを警戒して踏み込めなかったのだろう」と冷静に分析した。“3度目”の対戦については「希望するなら再戦してもいい。楽しくできると思う」と笑顔で答えた。
また、北京、ロンドン五輪ライトフライ級で2大会連続金メダリストの鄒市明(中国)とはアマチュア時代に1勝1敗。プロに転向した鄒がアムナトの王座を狙っているという話もあり「今後はプロモーター次第だけど、鄒市明とは戦いたいね」と話した。
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