力道山の子と孫の遺伝子継承マッチ実現
「メビウスwithリキエンタープライズ」(8月11日、新木場1stリング)
故力道山の次男・百田光雄(65)と、昨年12月にデビューした百田の長男・力(32)が20日、都内で会見し、メビウスwithリキエンタープライズで初の一騎打ちを行うと発表した。
約10試合をこなして中だるみ気味の息子にカツを入れるべく、父が立ち上がった。「ここでプロレスの厳しさを教えたい。中途半端ならボコボコにいく」と“愛のムチ”を宣言した。力も「技術的に身につけたものを出し切れてない」と自身のはがゆさを感じており、夢対決を歓迎。「父さんが小橋(建太)さんと戦ったときに胸が真っ赤になったけど、それ以上にいく」と祖父譲りのチョップ乱打を予告した。
亡き力道山は天国から見守る一戦。百田は「息子より孫がかわいいっていうから、親父は“おい力、行け”っていうかも。お盆前に帰って来るかな」と笑顔で思い浮かべた。
日本での親子対決は06年11月のグラン浜田対浜田文子、13年12月エル・パンテーラ対エル・イホ・デル・パンテーラなどがある。