柴田、地元でV2 V14小関に感謝
「デイリー後援・IBF世界女子ライトフライ級タイトルマッチ」(2日、足立区総合SC)
王者の柴田直子(33)=ワールドスポーツ=は同級1位のアナ・アラゾーラ(メキシコ)に9回1分49秒、TKO勝ちし、2度目の防衛に成功した。
柴田が9回TKOで地元の東京都足立区でうれしいV2を飾った。9回、左ボディーの連打から猛ラッシュをかけると、レフェリーが試合を止めた。
苦手のサウスポーだったが、スピードと正確さで上回った上、万全の左対策が奏功した。V14に成功した小関桃(32)=青木=と、互いのジムを行き来し、約3カ月間スパーリングを重ねた。常に相手の左に回り、ジャブと右のボディーストレートでペースをつかんだ。
「桃ちゃん以上にスピードや手数のあるサウスポーはいない。桃ちゃんとやっていれば勝てると思っていた」と感謝していた。
地元の大応援団に混じり、親交のある大相撲の大関・琴奨菊の姿もあった。試合後はリング上で握手を交わし、「すごく感動しました」の言葉をもらった。
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