具志堅氏もV14祝福「防衛続けて」
「デイリー後援・WBC女子世界アトム級タイトルマッチ」(2日、足立区総合SC)
王者の小関桃(32)=青木=が、同級2位のデニス・キャッスル(42)=英国=に8回29秒でTKO勝ちし、14度目の防衛に成功した。日本選手の世界王座14度防衛は、元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏(デイリースポーツ評論家)を抜き、男女通じて最多。
具志堅氏は「小関選手、14度目の防衛成功おめでとう」と祝福した。当時の世界戦は15回制、当日計量と条件も違うが、「世界チャンピオンで居続けるということは、リングで相手に勝つだけでなく、自分を大事にして生活面でもリズムよく過ごすことが必要」と強調した。
具志堅氏は、当時の日本記録である6連続防衛が最初の目標だった。7度目の防衛戦(1979年1月)でリゴベルト・マルカーノ(ベネズエラ)に勝ち、次は当時のライトフライ級の最多防衛数だった11回を目指した。「12度目の防衛戦(1980年6月)でマルチン・バルガス(チリ)にKO勝ちした時は本当にうれしかったね」と振り返る。
30年以上経って、自分の記録を超える選手が現れた。「もっと大きな目標に向かって、15回さらに20回と防衛を続けてほしい」と大きな期待を寄せた。
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