八重樫、最強挑戦者ロマゴンの心折る!
「WBC世界フライ級タイトルマッチ」(9月5日、代々木第二体育館)
9月5日に4度目の防衛戦を行うWBC世界フライ級王者・八重樫東(31)=大橋=が15日、土居進フィジカルトレーナーの指導の下、都内の公園で調整。30度を超す猛暑の中、後輩の松本亮(21)と走り込んだ。
39勝(33KO)無敗の最強挑戦者、ローマン・ゴンサレス(27)=帝拳・ニカラグア=との対戦に向け、土居氏は「パンチを受けるのを前提に体作りをした。打ち合いは可能」と順調な仕上がりを強調。「足を止めた打ち合いでなく、前後の出入りでペースを握れば突破口が開ける」と、前後のステップに重点を置いた。
八重樫は「中途半端が一番ダメ。覚悟を決めて、心を折る展開に持ち込みたい。我慢比べになる。ドロドロで血みどろの“八重樫ワールド”に引きずりこむ」と試合を想定。鍛えに鍛え抜いた鉄のボディーで、怪物退治を誓った。