宮本裕向プロレスで廿日市盛り上げる
「宮本裕向のプロレス」(11月9日、広島県立もみのき森林公園体育館)
廿日市市出身のプロレスラー・宮本裕向(32)が11月9日(14時開始)、地元凱旋自主興行「宮本裕向のプロレス」を廿日市市の広島県立もみのき森林公園体育館で行う。
同地での開催は2度目だが、自主興行は初めて。「自分で全て段取りをしてきました。場所が場所なんで、超田舎なんですけど」と言いながら、営業活動も自分で行っている。
大日本プロレスの広島大会には主にデスマッチに参加。今回は「普通のプロレス。僕の世界観のプロレスをやる」とセミファイナルでアブドーラ小林と戦う。また、ファイナルでは全選手参加時間差バトルロイヤルを開催。宮本はこの一戦にも出場する。
旧吉和町で生まれ育った。「出身の吉和は人口が700人を切っている。そこを盛り上げないといけないと思っている」と地域活性に力を入れる。高校時代には暴走族に入っていたこともある。2003年にヤンキーレスラーとしてプロレスデビュー。「手作り感満載ですけど、みんなプロなんでおもしろい興行にします。自信もある」と故郷に恩返しの大会とすることを誓った。
チケットの問い合わせは広島県立もみのき森林公園(TEL0829・77・2011)まで。