「ＷＢＯ世界バンタム級王座統一戦」（１日、シカゴ）

　１日（日本時間２日）にシカゴで行われるＷＢＯ世界バンタム級王座統一戦の前日計量が１０月３１日、同市内で行われ、正規王者の亀田和毅（２３）は５３・３キロ、暫定王者のアレハンドロ・エルナンデス（２８）＝メキシコ＝は５３・５キロでともに１回でパスした。

　和毅は「今までで一番の仕上がり。この試合はビッグマッチへのステップ。自分が最強のチャンピオンであることを証明します」と自信満々に話した。

　亀田プロモーションによると、和毅の前回ラスベガスでのファイトマネーは５万ドル（約５６０万円）だったが、今回は４８万ドル（約５３００万円）と約１０倍にアップ。この試合に勝ち、次戦で他団体王者との統一戦などのビッグマッチが実現すれば最低６０万ドル（約６７００万円）以上、場合によっては軽量級では破格の“１ミリオン”（１００万ドル＝約１億１０００万円）の可能性もあるという。