三浦 V3防衛へ「相手イメージ通り」
「ボクシング・ダブル世界戦」(22日、横浜国際プール)
予備検診が19日、都内で行われ、4選手とも異常なしだった。
3度目の防衛戦に臨むWBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(30)=帝拳=と初の世界戦に挑む、同級1位のエドガル・プエルタ(32)=メキシコ=は、身長、リーチなどの数値が最大で3センチ差と変わらぬ体格。三浦は「背が高いと聞いていたが、それほどでもない。イメージ通り」とやや硬い表情で話した。
プエルタはニットのセーターに革ジャケット、デニムのパンツ。散歩から帰って来たようないでたちで登場し、「彼を早くリングの上で見たい」と、ゴングが待ちきれない様子だった。
プエルタには多くの世界王者を育てた名伯楽ロムロ・キラルデの2人の息子、キラルデJr.とロベルトが帯同。過去4人のメキシカンを倒した三浦に対し、父は母国でみっちりと指導し、作戦を授けて送り出した。三浦にとってたやすい相手ではない。