高山が予告「花形スペシャル返し」

 「IBF・WBO世界ミニマム級王座決定戦」(31日、ボディメーカーコロシアム)

 ボクシングの前IBF世界ミニマム級王者・高山勝成(31)=仲里=が19日、大阪市内で練習を公開し、「花形スペシャル返し」を予告した。2冠王座を争う大平剛(30)=花形=が、花形進会長から仕込まれた一撃必殺ブローを「当たればですね。打つ前の課程で打たせないし、(防御法も)何パターンもある」と一笑に付した。

 世界を歴戦した3団体王者に“奇策”は通用しない。ただの大ぶりの左フックと見極めた「花形スペシャル」に対し、練習ではカウンターで左フックをたたき込む練習を繰り返した。中出博啓トレーナーは「当たらない。不発弾。それより怖いのは頭突き」と、パンチより大平の変則スタイルを警戒した。

 この日は20代前半から師事するトレーナーのケビン山崎氏が東京から駆け付け、体のバランス、股関節の使い方などをチェックした。元プロ野球の清原和博氏らを指導した同氏の下で11月まで肉体を強化した。「弱いところの筋肉を重点的にやった」とパンチ力アップに手応えは十分。「仕留める」と、KOで日本初の4団体制覇を果たす。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス