初代タイガー 貴闘力VS曙を調整中

 「レジェンド」(12日、後楽園ホール)

 貴闘力を指導する初代タイガーマスクは12日、引退の意向を示している元関脇について、無理には引き止めない考えを示した。また、貴闘力がラストマッチとして希望している全日本・曙との対戦は、実現へ向けて動いているとした。

 貴闘力とは密に会談しているという初代タイガーは、意向を把握済みだった。「本人は『引退』とは言っていない。“1回、曙とやってそれでいいですわ”とは話していた。自分としては引退も含めて、親方をピエロにしたくない。プロレスラーとして風格を保ったまま、卒業させたい」と説明した。

 曙戦に向けては水面下で動いているとし、「曙本人には話しているけど、団体(全日本)のこともある」と話すにとどまった。また、貴闘力の希望は、両国国技館での元横綱戦と明かした。

 昨年4月から3戦を終えた貴闘力のプロレス適性に手ごたえを感じている初代タイガー。「今後もスポットで使いたい。ストロングスタイルの選手ともやらせたい」と年間数試合の形での現役継続を望んではいるものの、「本人のやる気がなくなったら仕方ない」と意思を尊重するとした。

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