山中の標的?サンタクルス8回TKOでV4
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「WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(17日、ラスベガス)
米国ラスベガスのMGMグランドガーデンで17日(日本時間18日)、開催されたボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチのセミファイナルではWBC世界スーパーバンタム級タイトル戦が行なわれ、王者レオ・サンタクルス(メキシコ)が無名のヘスス・ルイス(メキシコ)を8回29秒TKOで下して4度目の防衛を果たした。
序盤から左ボディーフックを中心にペースを掌握した王者は、7回には攻勢を強めて挑戦者はダウン寸前。続く8回に連打をまとめたところでレフェリーがストップした。
WBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)の標的と目されたこともあるサンタクルスは、これで30戦29勝(17KO)1分け。今年中のビッグファイトを希望し、「(アブネル・)マレス、(ギジェルモ・)リゴンドーといった最高の選手たちと戦ってファンを喜ばせたい」と語った。敗れたルイスは43戦32勝(21KO)6敗5分けとなっている。