長谷川、試合前スパーで進退決める?

 ボクシングの元世界2階級王者で5月に再起戦を予定する長谷川穂積(34)=真正=が3日、試合前にも進退を判断する可能性を示唆した。この日、神戸市の生田神社で豆まきに参加し「(練習で衰えを)感じたらスパッと辞める。体は大事なので」と話した。

 試合を行い、世界ランカーを相手に現状の力を確認するのが大前提ながら、「試合が決まればスパーから試合のつもりでやる。反応、ダメージを確認したい」と話し、試合までの過程で満足な動きができなければリングには戻らない覚悟だ。

 「負ければ引退」とした昨年4月の前戦で7回TKO負け。熟慮の末、1月に現役続行を表明した。7日から下半身強化のため1週間の沖縄合宿に臨み、その後スパーリングを再開する。

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