一翔、レベコに標的 交渉は大詰め
ボクシングの元世界2階級王者・井岡一翔(25)=井岡=が5日、大阪市内の同ジムで練習を公開した。陣営は今春に予定する3階級制覇再挑戦へ向け、WBA世界フライ級正規王者・フアンカルロス・レベコ(31)=アルゼンチン=に標的を絞り、交渉は詰めの段階であることを明らかにした。
レベコは同級王座を8度防衛中で戦績は35勝(19KO)1敗。高い防御力と中間距離を得意とする強敵だ。父・一法会長は「遠い距離からのボディーを意識」と話し、すでに攻略法に着手している。
1月28日まで4泊6日のハワイ合宿で1日20キロの走り込み。今後はグアム、白浜合宿を敢行し、下半身を徹底強化するプランだ。
この日、一翔は元WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮(26)と3ラウンドのスパーリング。「王座に返り咲いて統一戦なり名のある人とやって、この階級で最強を証明したい」と悲願達成後の青写真を描いた。