岩佐の挑戦者決定戦は中止…相手が負傷
ボクシングのセレスジムは10日、IBF世界バンタム級3位の岩佐亮佑(25)=セレス=が18日に後楽園ホールで予定していた同級5位のセルヒオ・ペラレス(米国)との同級挑戦者決定戦が中止になったことを発表した。ペラレスがスパーリング中に膝を痛め、試合を行うことが不可能と診断されたため。
IBFや国際マッチメーカーを通じて他の世界ランカーに急きょオファーを出したが、試合直前ということもあり相手が見つからなかった。当日、岩佐はリカルド・ロア(フィリピン)とノンタイトル戦を行うことになった。
習志野高で高校3冠を獲得した岩佐は、中学時代から教えを請う元WBA世界スーパーフライ級王者のセレス小林会長の下で2008年8月にプロデビュー。バンタム級で日本、東洋太平洋王座を獲得し、これまで19戦18勝(11KO)1敗の戦績を誇る。唯一の敗戦は11年3月に現WBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)の持つ日本王座に挑み、一進一退の攻防の末、10回TKOで敗れたもの。世界に限りなく近い位置にいるボクサーの1人だ。
挑戦者決定戦が中止となり、自身のブログで「非常に残念ですが、こればっかりはしょうがありません!相手変更となりましたが、全力をつくし世界にアピールしたいと思いますので変わらず熱い応援宜しくお願い致します」と記した。
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