穂積フィリピン人トレーナーと新タッグ
ボクシングの元世界2階級王者・長谷川穂積(34)=真正=が14日、沖縄合宿から戻り、神戸市内の同ジムに直行。新タッグを組むフィリピン人のエリベルト・ゲホントレーナー(37)を相手にミット打ちなど2時間、汗を流した。
二人三脚で歩んできた山下正人会長は「外から見る」と話し、初めて師弟コンビを解消。ゲホントレーナーは元WBA世界ミニマム級王者・新井田豊(36)を相手に2度、世界挑戦経験があり3年前から同ジムで指導。「元選手なので言ったらすぐできる」と長谷川の信頼は厚い。
昨年4月に世界挑戦に失敗し進退を熟考した末、現役続行を決断。再起戦は5月に神戸で世界ランカーを相手に行う。1週間、南国で走り込み「ケガもなく下地はできた」と復活への歩みは順調だ。