柴田2-0判定V3「意識し過ぎた」

 「デイリー後援・IBF世界女子ライトフライ級タイトルマッチ」(19日、後楽園ホール)

IBF世界ライトフライ級王者の柴田直子(33)=ワールドスポーツ=は、花形冴美(花形)を2-0の判定で下し、3度目の防衛に成功した。

 柴田が接戦を制し、3度目の防衛に成功した。序盤は積極的な花形の攻撃に手を焼いたが、中盤からボディーを中心に反撃し、2-0の判定勝ちをもぎ取った。

 試合後の控室では「花形さんの勢いは思っていた通りでしたが、自分の動きができなかった」と笑顔はなかった。「日本人対決を意識し過ぎたのかもしれない…。練習でやってきたことが半分も出せなかった。久しぶりに勉強になった試合でした」と、反省の言葉が口をついた。

 次戦は5月2日までに指名試合をしなければならない。挑戦者は同級1位のマリア・サリナス(メキシコ)が有力。敵地で戦う可能性もあるが、齊田会長は「柴田には大舞台を踏ませてやりたい」と望むところだ。

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