「巌流島」旗揚げ 地上波放送が目標
「巌流島」(28日、ディファ有明)
フジテレビがバックアップする新異種格闘技イベント「巌流島」が2月28日、旗揚げされた。アメフト、プロレスなど8つの異なる基礎を持つ選手でトーナメントが行われ、キックのブライアン・ドゥウェスが、元十両の星風を破って優勝した。
ノーロープの円形舞台で打撃あり、場外へ3度出されたら敗退などのルール。相撲流の押し出しを狙った星風の後ろに回り、倒しての打撃で勝ったドゥウェスは「本当はシンプルなボクシングでいきたかった」と言いつつ、笑みを浮かべた。
谷川貞治広報部長は「次回は6月か7月。今年あと3回やりたい。目標は年末の地上波放送。最短なら今年」とコメント。「朝青龍対篠原信一は?」などの声が上がったが、ルール改良とともに「もう少し面白くしないと。満を持して有名な方に出てもらえるように」と慎重だった。