穂積、粟生へエール「ベルト持って来い」

 「ボクシング10回戦」(5月9日、神戸市立中央体育館)

 元世界2階級王者の長谷川穂積(34)=真正=が1日、弟分の粟生隆寛(30)=帝拳=に世界ベルトを持って5月9日、自身の再起戦に駆け付けることを厳命した。粟生は3階級制覇をかけ5月2日、ラスベガスでWBO世界ライト級王座決定戦を行う。

 「ストイックに練習してるしベルトをぜひ取ってほしい」とエール。続けて「あいつは来るな、と言っても自慢しに来る。ベルトを入場の時に掲げてくれれば、世界戦みたいな雰囲気になる」と“援護射撃”を期待した。

 この日、元東洋太平洋1位らフィリピン人2人を呼び寄せ本格的スパーリングを開始。足を使い、連打を浴びせるなど4ラウンドで調整した。「昔に戻って来た感じ」と手応え。計120ラウンドをこなし本番へ臨む予定だ。

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