八重樫5・1再起戦は新スタイル!?
「ボクシング8回戦」(5月1日、大田区総合体育館)
2連続KO負けからの再起戦に臨む元世界2階級制覇王者の八重樫東が18日、横浜市内で練習を公開した。
前回から2階級上げ減量苦から解放され、3ラウンドのスパーリングではキレのよい足裁きを見せた。大橋会長が「前回は減量がキツくてあの動きはできなかった」と言う。飛び込んで右を見舞った場面では大橋会長は「いいね。“エア・A”だね」と絶賛した。
この日までにWBA世界ライトフライ級王者の田口良一(ワタナベ)と2日で5ラウンドのスパーを行った。「現役のチャンピオンなので刺激になりました」(八重樫)。
八重樫といえば激しい打ち合いが代名詞。「リスクもあるし、自分を抑えなきゃいけない。足を使い、接触のないところの駆け引きで相手を削りたい」と、新たなスタイルでの闘いを予告した。