井岡叔父号泣 会長「アムナト再戦や」
「WBA世界フライ級タイトルマッチ」(22日、大阪府立体育会館)
WBA世界フライ級タイトルマッチは、挑戦者で同級3位の井岡一翔(26)=井岡=が、王者のフアンカルロス・レベコ(31)=アルゼンチン=に判定2-0で勝ち、世界最速のプロ18戦目で世界3階級制覇を成し遂げた。日本選手では亀田興毅に続く2人目の快挙。叔父の元世界王者・弘樹氏(46)から数えて計6度目の挑戦で、22年に及ぶ夢が実現した。
93年6月21日に自身が3階級に初挑戦してから7975日。一翔の叔父、元世界2階級王者の弘樹氏はリングで号泣した。「(11年、一翔の初戴冠時は)うそ泣きでした。きょうはホンマに泣きました。一翔にはありがとうしかない」と感謝した。
弟・弘樹氏と追った夢を息子に託し、ついに手にした父・一法会長も感無量。「最高の喜び。自分は途中でボクシングをやめたし、弘樹にはやり切ってあげれんかった。そんな自分が一翔に教え切れて良かった」-
昨年プロ初黒星。積み重ねた自信が砕けたのは父も同じだった。「何があっても勝つ、それについてきた一翔を褒めたい」と、愛息をたたえ続けた。早くも新たな夢に動く。「アムナトに絶対、再戦や」と因縁の相手を最大の標的にした。
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