39歳・江畑4度目挑戦失敗で引退表明
「WBO女子世界ミニフライ級タイトルマッチ」(6日、大田区総合体育館)
ボクシングのWBO女子世界ミニフライ級王者の池原シーサー久美子(30)=フュチュール=が7回28秒負傷判定で東洋太平洋同級王者・江畑佳代子(ワタナベ)を下し、2度目の防衛を果たした。
4度目の世界挑戦も悲願達成はならなかった江畑佳代子(ワタナベ)は涙に暮れた。内容はほぼ互角だったが、「悔しいけど引退します。やるだけやって、これが今の私のベスト」と、アマ時代を含めて20年のキャリアにピリオドを打つことを表明。女子ボクシング黎明(れいめい)期からけん引してきた39歳は「こんなに付き合いが長くなると思わなかったけど、ボクシングと出合えて良かった」と話した。