KO負けのジョムトーン右眼窩底骨折も
「WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(6日、大田区総合体育館)
ボクシングのWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(35)=ワタナベ=が2回TKO勝ちで日本歴代2位タイとなる世界王座10度目の防衛に成功した。
内山の右に沈み、ジョムトーン・チューワッタナ(25)=タイ=は大の字になった。しばらく失神し、意識を取り戻した後、「パンチが強かった」と落胆した。右目に眼帯をして「1回の右ストレートで目をやられた。二重に見える」と説明。陣営によると眼窩(か)底骨折の疑いもあるという。タイ出身のサウスポーはプロ10戦目で初の黒星を喫し「記録に傷がついた」と視線を落とした。